Nov
昨日の夜に長野あたりで
震度6の地震があったみたいですね。
名古屋あたりも揺れて、
「けっこう大きい!」と思って
ビックリしたんですが、
結局は思ったよりも小さくてですね。
じゃあ何で
大きく感じてしまったのかというと、
洗い終えて
流しに立てかけてあったお皿が
地震の揺れでたまたま倒れたんですよ。
「揺れてる!」
と思った瞬間に
「ガシャン!」
とかいう音を聞いちゃうと、
実際の揺れよりも
体感的に大きく感じてしまったわけですね。
これもいわゆる
“演出”の一種かなーなんて
昨日は思っていました。
実際の数値がどうなのか?
ということよりも、
体感的にそう感じることのほうが大事。
ということって
けっこうあるんですよね。
例えば、
目の錯覚で歪んでみえるのであれば、
実際にまっすぐに並べることよりも
見かけ上まっすぐに見える“実際にはズレた位置”
に置くことの方が
大事だったりするわけです。
で、
ビジネスも“体感値”を理解することが
大切だよなーと思った次第です。
経営に関する数字は
ちゃんと数字で見ないとダメですが、
あえてズラした方が
感覚的に意図したように伝わる。
ということはよくありますよね。
これは今ちょっと
良い例えば浮かばないので
ごめんなさい。って感じですが。
似たような例だとあれです。
「間違った使い方で広まった日本語」
ってありますよね。
例えば「確信犯」という言葉は、
悪いことだと分かっていながらも
それをやること。
という意味で使われていますが、
本当の意味は
“政治的・思想的・宗教的等の信念に基づいて
正しいと信じてなされる犯罪行為”
という意味だそうで。
いやー、
「確信犯」って言って
こんな意味で伝わるのって、
一体何人いるんでしょうか?
という話しですよ。
本当の意味よりもあきらかに
前者の意味として受け取る方が
世の中には多いわけです。
ということは、
確実にそっちを優先すべきでしょう。
目的が「コミュニケーション」である以上は。
という感じで、
誰にでも正しさや正確さにこだわってしまうことって
やっぱりあると思うんですが、
一番大事なのは“体感値”だよね。
という話でした。
エアコンも設定温度より
体感温度の方が大切ですしね。
ではでは!